限界苦学生生存報告書

生きながら学費に焼かれ

2020年労働まとめ

 はじめに

わたしは都内で働きながら大学に通う26歳です。どうしてこんな身の上になってしまったかは、過去記事で書きました。

nai-inhex.hatenablog.com

簡単に言えば、中学卒業時点で親からの経済援助が打ち切られました。また、大学進学を機に実家と距離を置き(かなりマイルドな表現です)保証人が立てられないため、自活しながら学んでいます。

年の瀬が迫ってきたので2020年の労働について振り返っていきます。今回も最悪な記事になりそうです。

労働は悪、了解!

今年は夜勤を158回やり、労働時間は2291時間でした。日にちになおすと95日と11時間。生の25%労をやってたことになります。

就職すれば楽になるんでしょうか。社会人で年2300時間労働ってどうなんですかね(どうとは)。1日8時間ずつ働くと287日と半分かかり、年間休日77日。やや黒?でしょうか。1日2時間残業して帰ると230日、年間休日135日。立派なホワイト企業です(ホワイト企業とは)。

疲れた。身も蓋もないけどめっちゃ疲れた。今回の内容はこれだけです。疲れたエントリだから。疲れたエントリってのはヒトの成体が業務の過酷さや立場の不遇を雄弁に語り、周囲が同調や慰労で応じるあれです。エントリの形をとっていますが、実態は退行と回復の場であり、呪術的ななにかです。成人男性だけど社会からよちよちいい子いい子されたい

頭に羽飾りを戴く老人は、皺だらけの手で懐からペヨーテのかけらを取り出し

疲が限界でしたので、2年ぶりに族長の家に行き、祈祷を受けてきました。今は3割負担のフリスクとiHerbで買ったカフェインの錠剤を交互に齧りながら働いています。カフェインの方が効きますね。金を稼ぐために健康を損ない、金を払って健康を買い戻そうとしている。勉強をさせてくれ。わたしが言っていることはずっと変わらない。なにも週末ごとに遊びに行きたいだとか、休暇ごとに旅行に行きたいと言っているわけじゃないんです。まともに勉強できる環境がほしい。最低限の衣食住と学習環境、そしてまともな体調。これだけのものがいつまでもいつまでも揃わない。

連載 JASSOのここがクソ 第479319回

体力的にしんどく、いつ「朝目が覚めると布団から起き上がれなくなっていた」*1状態になるかもわからないので、指定暴力団スカラーJASSOの給付奨学金を取りたいんですが、所得制限に引っかかって取れない。「バイト漬けでなんとか暮らせているけど、給付奨学金が取れればより勉強に打ち込める」層への配慮はない。なんだかなあ。

一応、意図的に3か月減収させて申し込むという曲芸も可能っちゃ可能ですが、採用される保証はないし、雇用保険に入っていないので(これもクソ)リスキーすぎてできません。誰か助けてくれ。

まとめ

労働→続く

救い→来ない

人生→続くかもしれないし、終わるかもしれない

オチはない。またね!

*1:うつ病ルポでしばしば見かける表現。「玄関から出られなくなった」「電車に乗れなくなった」などのバリエーションがある