限界苦学生生存報告書

生きながら学費に焼かれ

留年連続5期、永世留王の称号を獲得しました

8か月ぶりにこんにちは。機能不全家庭出身限界苦学生のnai_inhexです。

コロナウイルスが猛威を振るっていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。そういることが難しいのは百も承知で、元気でいてくれたらいいなと思います。散歩に出たときの夕焼けや月の美しさとか、季節の野菜や果物が豊かな味わいとか、のどをすべり落ちていくよく冷えた水の清冽さとか、一日を終えたときに感じる充実した疲労感とか、そういうささやかな幸せが絶え間なく降り注いでいてほしいと願っています。どうか。

 

 

 近況報告

僕はというと大学生活が9年目に突入し、晴れて”5留”になりました。5留。重い言葉です。入学時の同期はもう役職がついたり、2社目に移ったりしていますが、僕だけが9年目のキャンパスでもがいたり転んだりをやっています。

成長の過程で受けた情緒的・経済的支援の差について考えだすと(特に経済的支援の部分)、暗い感情がモクモクと湧き出さないわけではないですが、僕の人生はこれしかないのでこれをやってます。はやく他人と比較しなくてもよくなりたいものです。

ほかにも三環系を抜いたら盛大に体調を崩したり、酒に酔い傷を増やして禁酒令が出たり、いろいろあって頭を丸めたりしました。大変遺憾ながら人生は続きます。

 

ご支援のお申し出について

「いいから黙って 全部オレに投資しろ!!」

諌山創,2011,『進撃の巨人(5)』,講談社

 

 

本ブログやTwitterでたびたびご支援のお申し出をいただいています。大変ありがたいことです。

ですが、こうした振る舞いは謙虚ではなく失礼と呼ぶと重々承知の上で、ご支援はすべてお断りさせていただいています。

いただいたご支援に報いられる保証がどこにもないからです。今も体調は安定せず、日によってよくなかったり悪かったりもっと悪かったりしています。今年度前期の修得単位は見込んでいたよりも少なくなりそうです。ご支援者さまにとっては世に出て社会に貢献することが最大の恩返しになるのでしょうが、そうするだけの能力も能力の礎になる健康すらもありません。

これだけのリスクを自覚しながら「オレに投資しろ!!」と啖呵を切るだけの厚かましさは、僕には備わっていません。僕がエレン君になれない理由でもあります。

ではなにも受け取っていないのかと言われれば、そんなことありません。

こんな自分に支援を申し出てくれる誰かがいるという事実に救われる思いでいます。せっかくのお気持ちに応えることも報いることもできませんが、みなさんの言葉は日々僕を支えてくれています。本当にありがとうございます。

 

 Twitter

2020年10月にTwitterのアカウントを削除しました。

人生がそれどころじゃなくなりました。うつと貧困が濡れた毛布みたいに絡みついてきて身動きが取れなくなってしまいました。

いちど行き詰まるとそれまでの行動や繋がりを躊躇なく切り捨てるのは僕の悪い癖で、これのせいで数多の人と別れてきたのですが、わかったところで他の方法が採れるわけでもなく。少ないリソースをより集めて明日からもやっていくのだと思います。

 

どうかお元気でいてください。

次回があったらまた次回。それでは。